8/23 新月 電子書籍版 リリース!
こんにちは。著者のアイリ・エナです。
この物語を書き始めたきっかけは、ある夢です。
神を信じる国と捨てた国の戦い。
4人の英雄と異質な少女の出会い。
目が覚めた時、まるでその場にいたかのような臨場感が身体に残っていました。
それ以来、断片を集めるように、時々その世界の夢を見ることがありました。
「書き留めておきたい」
そんな思いにかられて、物語としてまとめ始めたものを、シークレット・グループで公開したのは2020年。
そこでいただきました感想やフィードバックをもとに、新しく書き直したものを、Kindle Direct 出版にてリリースすることに致しました。
あなたにも、楽しんでいただければ嬉しいです。
すごく……!
リリース日:8月23日(土)新月
「冬の子」第1巻
常識は崩壊する
ペーパーバック版は9月中旬の発売予定です。
Story
神を信じる「ラククス神皇國」と、神を捨てた「アシリア王国」。
科学的に圧倒的な進化を遂げたこの2大国の戦いは、歴史をまたいで続き、終わる兆しは見られなかった。
けれど、千年に一度やってくる氷河期が明けて、15年。
絶対の禁忌とされる謎の少女「冬の子」の発見をきっかけに、「現実」は大きく変わり始めた。
最新鋭移動基地サザンクロスを舞台に、アシリア王国の4人の指揮官たちが直面する脅威とは——。
群像劇タイプのSF戦記ファンタジー。
感想のご紹介
非公開グループで事前に読んでくださったメンバー様の感想を一部、ご紹介します。
第1章(第1巻)の中でも戦闘シーンが特に好き。違う世界が触れ合う瞬間の摩擦?みたいなのに私は萌えている気がする。
読んでてリアルというか、ファンタジー小説を読んでるというよりか、遠い宇宙で今実際に起こってる現実の話を情報としてもらってる、という感覚。
うまく言葉にできませんが、繰り返し定期的に読んでます。その都度、気になることや気づくことが違います。登場人物の中には嫌なことをいう人もいて、私が言われているような気持ちになることもあって、良い意味でも悪い意味でも泣けちゃうことがありました。でも、2週目3週目では、そのシーンでなんで泣いたかわからないという。笑
物語の中の点と点が私の人生の点とつながって、立体化する何かが私は好きなんだと思います。続きが楽しみです。
シィとアランの別ベクトルでの冷静冷徹さの攻防がすごい。自分の目的を遂行するために肉体も精神も全てをコントロールするアラン。人は脳を数%しか使ってないときくけど、アランはそれより多く使ってそう。それが人類の進化の一つの形なのかも。